2020年 10月 16日
★ 北海道に行きたくなる
日本民藝館に行った。
友だちが行ってみたいと言ってたので、誘おうかとも思ったけど、
コロナ禍の中、建物の中でお喋りしながら見るのもなんか嫌だったので、
ひとりで行った。
それに、なんとなく静かに見たい気分だった。
まぁ、団塊世代みたいなおばさんたちが、お喋りしていたけどさ。
あんまり繁華街に行かないけど、
コロナ禍の中、複数で行動しているのは若い人より中高年の人が多いような気がする。
団塊世代は団体世代だからね(笑)
時間のある人も、若い人より多いだろうしねぇ・・・
すごく久しぶりに行ったら、道を間違えて公園の方に行ってしまった・・・(;´∀`)
いつも、渋谷から歩くんだけど、
どうも山手通りまでの風景の中を歩きたくなくて、
井の頭線で行った。
帰りもいつもは代々木上原まで歩くけど、早く帰りたかったので井の頭線を使った。
行きは、渋谷まで乗り換えなしで行った。
渋谷駅は工事中で、知らないところを通って外に出たが、
人の流れが決まっていて、道路の車線みたいな流れになっていた。
ラッシュ時はとっくに過ぎていたけどそこそこ混雑していたが、
意外に歩きやすかった。
人の流れが広がってしまうと、どこに向かうのかよくわからない人が多くて、歩きにくい。
民藝館では「アイヌの美しき手仕事展」をやっていた。
こういう企画展は、以前に入間でも見たけど、
どっちも静岡の登呂遺跡のそばにある美術館の所蔵品だったと思う。
道具や衣服を自分で作って、大事に使う・・・
たいていのものは使い捨てで、なかなかできない。
衣服はパッチワークというのか、別布をアップリケしたものに、
補強のためか、チェーンステッチで押さえていく。
それも、模様になっている。
あの独特な力強い模様は何かを表しているのかな。
大昔、間宮何とかいう人が北海道を探検して、
その時に、初めてアイヌの人たちと出会ったのだろうけど、
ああいう衣服を身につけ、道具を使って生活していたんだな。
どんな様子だったのか、想像するとわくわくするんだけど。
写真を見てみたいわねぇ。
北海道のアイヌの資料館みたいなところに行けば、見れるのかな。
ウポポイとか二風谷とか。
道具も、衣服の制作も、人によって得手不得手はあっただろうけど、
基本みんな自分で作っていたのかな。
衣服のアップリケが、たぶん型があるのかもしれないけど、
きっちり左右対称に作れる人と、下手くそな人がいるんだよね。
いや本当に残念な作品も展示されていた・・・
アップリケの一部が、バイアスになっていたり、
後で見て、やっちまったと思ったけど、ま、いっか・・・てことになったんだろうか。
古いものだから、褪色してる部分もあるだろうし、
薄い茶色はたぶん赤だったんだろうね。
おニューの衣服はけっこう鮮やかで華やかなものだったんだろうな。
とても手の込んだものだと思うけど、特に集落の長みたいな有力者だけでなく、
一般の人もああいう衣服を着ていたんでしょうね。
北海道は寒いから、寒さから身を守るために衣服も厚手につくらなければならない。
厚手なぶん、意匠を凝らすこともできるだろう。
暑い、衣服の要らないようなところでは、凝った衣服も作る必要がない。
北海道に行きたいなぁ・・・
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by kotorilo
| 2020-10-16 21:42
| 電車でGo!
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