2019年 07月 26日
★ 誰が言ったのか「パーの一族」
そんなものすごいファンではないけど、先日、芸術新潮の特集買ってしまったし、
この人の原画を見たことがないような気がしたので、行ってみた。
ポーの一族も、初めの頃の描線はけっこう雑だったりするんだけど、
その中でたまに細い描線が出てくる。
ふと、これが本来のこの人の線なんじゃないか、と思った。
高野文子さんが「黄色い本」などで昔の描線と違うことについて、
昔の描線で描いていたら追いつかない、といったことをおっしゃっていたけど、
萩尾さんもそうだったのかな~、と。
週刊誌で連載持っていたら、細い丁寧な線で描いていたら追っつかなかったのかなぁ。
描線が多少雑でも、構図と表現力はすごいな。
昔の漫画友だちが、萩尾さんのカラーは下書きの鉛筆の線が残ってるのが残念と言ってたけど、
萩尾さんだから許された?
昔のカラー原画を見ていると、すごく時代を感じるんだけど、
でも自分はきっとそういう色の付け方が好きなのかもしれないな、と。
そして、やっぱり影響受けたと思うし。
当時、おおやちきさんや、まつざきあけみさんのようなカラーの激ウマな人がいて、
特にまつざきさんの透明感のある繊細で壊れそうな美少年みたいなのを、
自分でも描いてみたりしたけど、なんか、違ーう・・・(;´∀`)
萩尾さんも今と昔ではカラーの描き方や色使いが違うけど、
昔の方が好きだわ。
また、あんな感じのカラーを描いてみようかな。
画材はあるんだけどねぇ・・・
画力と気力がないかもよ。
でも萩尾さん、インタビューで、今でも脳と手が直結してると言えるのがすごいわ・・・
銀座4丁目交差点。
地下鉄のコンコースはあちこち工事中だった。
来年のオリンピックがらみの工事?
「ポーの一族」は、宝塚の舞台にもなったそうで、
舞台衣装も展示されていました(左がエドガー、右がアラン)
しかし・・・展示を見ている間中、変な歌が聞こえてきて、
しかもエンドレスに繰り返されていて、鬱陶しかったんですが。
宝塚の舞台で歌われている歌だった・・・(;´・ω・)
漫画は、原作と、それを元にした他のメディアは別物と考えているので、なんだかな・・・
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by kotorilo
| 2019-07-26 23:00
| 電車でGo!
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